2012 第32節
2012 Jリーグ Division1 第32節
浦和レッズ vs アルビレックス新潟
1節ごとに首位が目まぐるしく変わる大混戦となった今年のJリーグも残すところ3試合。
首位神戸と勝ち点差2の4位につける浦和はこれが今季ホーム最終戦。
対するは現在16位と降格圏に沈むアルビレックス新潟。
浦和はここまで全試合フル出場中の槙野が出場停止。
また今季未だ6ゴールの悩めるエース原口に替わりセルヒオが先発メンバー入りを果たした。
逆転優勝の為には絶対負けられない一戦。サポーターもビジュアルで選手を鼓舞する。
キックオフの笛が鳴るやいなや浦和が猛攻を仕掛ける。
前半13分、梅崎のスルーパスにポポが反応しシュート。
これは新潟GK東口に弾かれるが、こぼれ球をマルシオが頭で直接押し込む。
ボールは新潟DFが頭でクリアするもゴールマウスへ吸い込まれ浦和が大事な一戦で先制点を奪う。
しかし先制直後のリスタートに浦和の一瞬の隙。
ブルーノ・ロペスにGKと1対1に持ち込まれるもここは加藤が抑えピンチを凌ぐ。
新潟としても絶対に落とせない一戦だけに新潟も諦めず反撃に出る。
すると前半31分、梅崎がミシェウをPA内で倒しPKを献上。キッカーはブルーノ・ロペス。
加藤がコースを読むもボールはサイドネットギリギリに収まり1−1。同点とされてしまう。
しかし浦和がすぐさまリードを奪う。
前半42分、PK献上の梅崎が敵陣深くでインターセプト。
一度後ろの柏木へ戻すと前線のポポへ。
すぐさまスルーパスを送るとこれを最後はマルシオが決め2−1。
そのまま浦和1点リードで後半に入ると新潟はFW平井を投入する。
すると後半開始早々平井が味方とのコンビネーションで抜け出しフリーでシュート。
ボールは枠を逸れたがここから新潟ペースで試合が進む。
押し気味に試合を進めれると判断した福田監督。
梅崎に替え原口を投入する。
すると投入直後の後半35分、原口がすぐさま結果を残す。
左サイド敵陣深くからのスローインからPAやや外でボールを受けた原口。
これを投入後ファーストタッチでトラップするとすぐさまセカンドタッチでシュート。
これがネットを揺らしGOAL!!!!!!!!!
原口が短い時間で結果を出し浦和がリードを2点に広げる。
終了間際にはセルヒオのクロスをポポが決め駄目押しの4点目。
試合は結局4−1で浦和が完勝し3位に浮上。
今季ラストのホームゲームを勝利で締めくくった。
2012 Jリーグ 第32節
浦和[4−1]新潟
J1順位表【32節終了時点】
勝ち点 得失点差
1 神戸 58 +16
2 仙台 57 +11
3 浦和 56 +12
4 鹿島 54 +21
5 清水 54 +9