2012 第29節

2012 Jリーグ Division1 第29節
浦和レッズ vs 名古屋グランパス

昨節ロスタイムでの逆転勝利で無敗記録を6に伸ばし順位を4位に上げた浦和。
第29節はホームに8位名古屋グランパスを迎えての一戦。


最初に試合が動いたのは前半15分、名古屋に自陣でFKを与えるとハイボールを競った後のこぼれ球を金崎に決められ失点。
名古屋に早い時間帯で先制を許してしまう。

浦和の反撃は前半ロスタイム。
CKのこぼれ球を拾い、最後は槙野がミドルシュートを放つ。
しかしボールは惜しくもバーを直撃し、前半を1点ビハインドで終える。


するとHT福田監督が動く。
セルヒオを投入し攻撃の活性化を図る。

後半20分、敵陣でセルヒオがボールを奪うと素早くボールをつなぎ、最後はポポがフィニッシュ。
ゴールこそならなかったものの福田監督の狙い通りセルヒオを投入したことにより浦和が試合の主導権を握り始める。

すると迎えた後半41分、CKのこぼれ球を阿部がPA手前で拾うとCKで上がっていたPA内の坪井へ。
プレッシャーが甘いと見ると坪井が素早くシュート。ボールはDF田中隼麿に当たりコースが変わる。
GK楢崎もこれには逆を突かれ、ボールはゆっくりとゴールマウスへ吸い込まれていった。

何とも珍しい坪井のゴールで浦和が終了間際で1−1とし試合を振り出しに戻す。


勢いが止まらない浦和はさらに後半ロスタイムが1分経過した46分、疲労困憊の名古屋ディフェンスをセルヒオが得意のドリブルで置き去りにしクロス。
これをニアに走りこんだポポが頭で合わせる。ボールは楢崎の手を弾きGOAL!!!!!!!!!!!!!!!

昨節に続きロスタイムで逆転に成功する。


僅かの残り時間。名古屋はケネディの高さを活かし、パワープレーを敢行するも時既に遅し。


今季アウェーで0−3の大敗を喫した名古屋相手にしっかりお返しし、3連勝。

順位も一気に2位に浮上し、首位清水との勝ち点差を「1」とした。


      2012 Jリーグ 第29節
            浦和[2−1]名古屋


J1順位表【29節終了時点】
      勝ち点  得失点差
1 清水  51  +12
2 浦和  50  +8
3 仙台  50  +7
4 鹿島  49  +19
5 神戸  49  +10