2012 第25節
2012 Jリーグ Division1 第25節
浦和レッズ vs 横浜F・マリノス
首位横浜F・マリノスをホームに迎えての第25節。
この日埼玉スタジアムに浦和のスターティングメンバーが発表されるとサポーターからはどよめきが起こった。
それは、ここまでカップ戦を通じてゴールマウスを守ってきた加藤に替わり山岸が今季初のスタメン入りしたことによるものであった。
この選手起用に関し福田監督は、
『ノブ(加藤)はコンディション不良です。ここまで全試合フル出場中だったし疲れから来るものだと思うので大事を取って休ませました。ギシ(山岸)はベテランらしく常にいい準備をしてきたし問題なくこなせると思って先発メンバーに入れました』
試合は立ち上がりの前半5分、浦和は久々にスタメン入りしたデスポトビッチが山田直輝に絶妙なスルーパス。
GKと1対1になるもここは榎本にセーブされゴールはならない。
前半23分には、右サイドを突破した平川のクロスをデスポトビッチが頭で合わせるがボールは枠の上へ。
さらに26分には原口が得意の左サイドから中へ切れ込むドリブルからのシュートを放つもネットは揺らせず。
浦和は前半だけで8本ものシュートを放つもゴールを決め切ることはできなかったが、現在首位を走るマリノスをシュート0に抑え、0−0で前半を終えた。
後半も両者ゴールがなかなか奪えず刻々と時間が経過。
このゲームようやく最初にネットが揺れたのは後半終了間際の43分であった。
浦和のFKを横浜DFが跳ね返したところを阿部が拾い、右サイドの平川へ。
ドリブルで横浜DF小林をかわすとすぐさまクロス。
これを山田直輝が合わせGOAL!!!!!!!!!!
浦和が今試合13本目のシュートでようやくネットを揺らし先制点を奪う。
後半ロスタイム、横浜にいい位置でFKを与えるが、名手中村俊輔のシュートは枠を外し、間もなくして試合終了のホイッスル。
ホームで首位横浜を降した浦和。この勝利で6位に浮上した。