2012 天皇杯 二回戦

2012 天皇杯 二回戦
浦和レッズ vs サガン鳥栖

ホームにサガン鳥栖を迎えての天皇杯二回戦。
リーグ戦では第3節で対決し、ホームで2−0の勝利を収めた相性が良い相手だけに確実に勝利を収めたいところ。

しかし前半26分、鳥栖のエースFW豊田に決められ失点。先制を許してしまう。

追い縋る浦和は失点から僅か6分後の32分、山田直輝が柏木とのコンビネーションで抜け出しGKと1対1の場面になるもシュートはGKにセーブされCKに。
このCKをU−23日本代表DF濱田が頭で合わせ同点ゴールを挙げる。


後半開始からエスクデロ・セルヒオを投入すると試合は一方的な浦和ペース。

しかし多くのチャンスを掴むもものにできず、試合終了間際には達也がGKとの1対1でのシュートを大きくふかすなどゴールを決めきれず。
試合は1−1のまま一回戦に続き延長戦へもつれこんだ。


延長戦、先手を取ったのは拙攻が続いていた浦和だった。
延長前半5分、自陣でボールを奪うと達也→セルヒオとつなぎ最後はドリブルで持ち込んだセルヒオがGKをかわしGOAL!!!!

今季ジョーカー的な役割が活躍する男がまたも途中投入で結果を出し、浦和が大きな1点を奪う。


延長前半での勝ち越しゴール。埼玉スタジアムに足を運んだレッズサポーターの多くが勝利を確信した瞬間だったが、試合はその後信じられない展開に。

延長後半3分に同点、終了間際には逆転ゴールを許し、何と10分間で2失点し試合をひっくり返されてしまう。


残り時間僅かとなった後、猛攻をしかけた浦和だったが達也のシュートがバーに嫌われるなどゴールネットは揺らせず、まさかの逆転負けで二回戦敗退。

試合終了のホイッスルの瞬間、浦和の選手はピッチに倒れ込み、サポーターからは怒号にも似たブーイングが飛び交っていた。


      2012 天皇杯 二回戦
            浦和[2−3]鳥栖