2012 第10節

2012 Jリーグ Division1 第10節
セレッソ大阪 vs 浦和レッズ

前節ホームで首位仙台を破り波に乗る浦和は長居スタジアムに乗り込みセレッソ大阪とのアウェー戦に挑む。

U−23日本代表を多く抱えるセレッソだが今季はここまで17位と苦しんでいる。


試合は前半5分、今季好調をキープするマルシオのスルーパスデスポトビッチが反応。
GKと1対1となるもこれは枠を捕えることはできず、開始早々に掴んだチャンスをモノにすることができない。

すると前半10分、U−23日本代表MF山口が前線に駆け上がり浦和DFを引き付けるとフリーのキム・ボギョンへパス。
これをきっちりと決められ失点。3連敗中のセレッソに先制を許してしまう。

レッズの反撃は前半19分。
「同年代の選手が多くて自分も負けていられないという気持ちだった」
と試合後に語った原口が啓太からのパスを左サイド深くで受ける。
そのまま得意のドリブルで持ち上がると最後は豪快に逆サイドネットに突き刺しGOAL!!!!

原口の今季3ゴール目で浦和が試合を振り出しに戻す。


1−1のまま前半を折り返し迎えた後半17分、この男にゴールを奪われてしまう。

セレッソに左サイドを崩されるとクロスを播戸に決められ1−2。勝ち越しを許す。


失点後、浦和は田中達也、梅崎を投入し巻き返しにはかるも肝心のゴール前で精彩を欠きなかなかゴールが奪えない。

時間は刻々と経過し後半ロスタイム浦和にラストチャンスが到来する。

今季スーパーサブとして活躍するセルヒオが右サイドからドリブルでPA内に侵入。
フリーでシュートを放つもこれはGKに阻まれCKに。

キッカーは柏木。柏木の左足から放たれたボールはファーサイドへ。これをファーに走り込みフリーとなった濱田が頭で合わせる。
しかしこれはGKの正面。

ラストチャンスをものにできなかった浦和。
間もなく試合終了のホイッスルが吹かれ、浦和はこれで今季アウェー戦4連敗となった。


      2012 Jリーグ 第10節
            C大阪[2−1]浦和