2012 第7節

2012 Jリーグ Division1 第7節
浦和レッズ vs コンサドーレ札幌

昨節ホームで快勝し連敗を止めた浦和はホームにコンサドーレ札幌を迎えての一戦。

CFには疲労が溜まっているポポに替わりデスポトビッチが入った。

試合は序盤から3トップの両翼の梅崎、原口が果敢に札幌ゴールに襲い掛かる。
しかし先手を奪ったのは今季J1に復帰した札幌だった。

前半36分、札幌に右サイドから突破を許すと最後は2列目から走り込んで来たフリーの内村に決められ、浦和がまさかの先制点を奪われる。
その後もチャンスは訪れるものの決めきることができず、浦和は1点ビハインドで前半を終える。

ここで早くも福田監督が動く。
「前半うちが攻め続けて、必ず後半札幌のDFは疲れが来ると思ってた。そういう状況で相手にとって一番嫌な選手が彼だったと思う」
福田監督は後半からランコに替え田中達也を投入する。


すると後半6分、ポポ、デスポトビッチの陰に隠れ今季あまり出番が回ってこなかった達也がすぐさま結果を出す。

右サイドを駆け上がったRSB高橋がクロス。
これをDFの前に素早く体を入れた達也がうまく頭で合わせGOAL!!!!



田中達也の今季初ゴールで1−1とし、浦和が試合を振り出しに戻す。

その後も前半同様、攻めはするがなかなかネットを揺らせないもどかしい時間帯が続き、迎えた後半ロスタイム。

浦和がCKを獲得し、キッカーは今季好調のマルシオ
ルシオの右足から放たれたボールは、DFを振り切りフリーでニアに走り込んで来た槙野がドンピシャで合わせる。
しかしボールは虚しく枠の上を通過し、その直後に試合終了の笛。

ビハインドを追いついたまでは良かったたが、そこから拙攻が続いた浦和。勝ち点3を取りこぼす結果となってしまった。


      2012 Jリーグ 第7節
            浦和[1−1]札幌