2012 第２節

2012 Jリーグ Division1 第２節
浦和レッズ vs ヴィッセル神戸

２０１２年シーズンの第２節、浦和レッズはホーム埼玉スタジアムに今オフ大補強を敢行したヴィッセル神戸を迎える。

開幕戦で鳥栖を４得点で圧倒し白星スタートを切った神戸は新加入の橋本、野沢、そして開幕戦で２ゴールをあげた田代が先発メンバーに入った。
迎え撃つ浦和デスポトビッチに替わりポポが入った以外は開幕戦と同じメンバーで挑む。

ホームの大声援を受け試合直後から浦和が神戸ゴールに襲い掛かる。
前半１分、PA少し手前で得たFKをマルシオが直接狙う。強烈な弾道だったがボールは枠の上を通過。
３分にはマルシオのスルーパスに反応した右WGの梅崎がシュートを放つもこれは元浦和のGK徳重にセーブされる。

一方、神戸の反撃は２２分、浦和DFの一瞬の隙を突き橋本がGKと１対１になるもこれは加藤のファインセーブで何とか難を逃れる。

お互いチャンスを決めきれない中迎えた３４分、再びマルシオがFKから直接ゴールを狙うがボールは神戸の高い壁に阻まれる。しかしボールは壁に当たりコースが変わり、徳重の逆を付き、ボールゴールマウスに吸い込まれた。
浦和にとって幸運な、そして神戸にとっては不運なゴールで浦和が先手を奪う。

攻撃の手を緩めない浦和は先制点の５分後、先制点をあげたマルシオがPA手前でシュートを放つも神戸ディフェンスのシュートブロックに合う。このこぼれ球をPA外で拾った梅崎はワンタッチ目でボールをコントロールすると２タッチ目で迷わずシュート。ボールは徳重の頭を越えクロスバーを叩いてGOAL!!!
昨年のアウェー横浜ＦＭ戦で魅せたゴールを彷彿とさせる梅崎の豪快なシュートで浦和がリードを２点に広げ前半を終える。

後半２２分、開幕戦で４得点をあげた神戸攻撃陣が目を覚ます。浦和は右SB高橋のミスで高い位置でボールを奪われると、そこからパスをつながれ最後はパク・カンジョに決められ失点。
嫌な形で失点し、動揺する浦和だったが新加入のこの男がチームを救う。

７７分、CKを得た浦和、キッカーはマルシオ。マルシオの右足から放たれたボールはファーサイドへ。これを槙野が豪快に頭で合わせGOAL!!!

マルシオの全得点に絡む活躍で３ゴールをあげた浦和、失点もパクに決められた１点に抑え、３−１で試合終了。
監督として初白星をあげた福田監督は試合後、選手と共にスタジアムを周回し声援に応えた。

　　　　　　2012 Jリーグ 第２節
　　　　　　　　　　　　浦和[３−１]神戸