2012 J1 第2節

2012 Jリーグ Division1 第2節
清水エスパルス vs 浦和レッズ

共に開幕で黒星を喫した清水とのアウェー戦。

浦和は開幕戦に続き山田暢久センターバックに入った。
この起用に関し福田監督は
「ヤマは上背はないけど、ジャンプ力や飛ぶタイミングは浦和でもナンバー1といってもいい。私の中ではCBのファーストチョイスですね。」
と語り以後も山田のセンターバックで起用することを明言した。


試合は前半8分、マルシオの右からのクロスをポポが合わせるもGKの正面。
先制とはならなかったが浦和がいい形で試合に入る。

さらに浦和は前半36、小野が柏木倒しFKを獲得。
ルシオがこれを直接狙うもボールは僅かに枠の上を通過。

そのままスコアレスで折り返した後半7分には、平川、阿部のコンビネーションでサイドを崩しクロス。
ニアでポポがつぶれボールはフリーのマルシオへ渡るもこれをマルシオが大きくふかしてしまい再々のチャンスを逸してしまう。

清水の反撃は後半18分、小野がエリア外から豪華なミドルシュート
しかしこれはGK加藤の好セーブで難を逃れる。

そのままスコアレスで終盤に突入すると福田監督が動いた。
鈴木啓太に替わり、今年ユースから昇格してきたばかりの18歳矢島を投入。柏木をボランチに下げトップ下に配置した。

するとすぐさま矢島がその才能を魅せつける。
後半36分、途中出場のエスクデロが右サイドを突破し中央の矢島へ。
矢島がこれをPA外で受けると切り返しでDFをかわし、間髪入れずにシュート。
ボールは惜しくもバーに嫌われたが矢島の投入で浦和が一気に清水ゴールに襲いかかる。

しかし後半42分、平川が後方のタックルで一発退場。終了間際で数的不利に立たされる。

その後は完全にドロー狙い切り替えた浦和。ロスタイムを含め、清水の猛攻にあうも、何とか耐え凌ぎスコアレスドローで試合終了。
またも福田監督の初白星とはいかなかったが、初の勝ち点を手に入れた。


      2012 Jリーグ 第2節
            清水[0−0]浦和